2012年1月12日 (木)

鍛えたい方へ

正月太り、冬太りでお悩みの方へ…

構成を担当させていただいた書籍をご紹介。

どれも続けたら必ず成果が出る!と自信を持ってお勧めできます。

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『DVDつき 全身リフトアップトレーニング~30歳から始まるたるみを撃退~』(有賀誠司著/主婦の友社)

単なる筋トレではなく、階段を駆け上がる、重い荷物を持ち上げる、颯爽と歩く・走るなど、日常の生活動作をスムーズに行うためのエクササイズが満載。立って行う種目がほとんどなので、仕事や家事の合間に手軽にできるのも大きなメリット。複合動作のエクササイズは飽きずに楽しくできるので、ズボラな私も珍しく続けてます。

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『DVDつき へやトレ~ジム以上の効果を約束する1日5分からの自宅筋トレ~』(森俊憲著/主婦の友社)

タイトル通り、自宅で手軽にできる筋トレ! ジムに通う時間がない、ジムに行くのが億劫or恥ずかしい、でも自分の体を何とかしたい! という人に最適。大きな筋肉中心のエクササイズのため、効果実感を得やすいので継続しやすいのもポイント。担当編集者さんも「へやトレを続けてカラダが変わり人生が変わった!」そう。

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『体脂肪コントロールトレーニング~毎月1㎏減でリバウンドなしの体へ~』(佐々木豊著/主婦の友社)

ダイエットや筋トレを断片的に行うのではなく、食習慣、運動習慣と大枠でとらえて、体脂肪を落としながら代謝をあげる、つまりカラダを内側からチューンナップする方法論。カラダと対話しながら取り組むので、自分自身がどうありたいか、どう生きたいかというところまで考えることができる深い本です。

さらに“闘えるカラダ”を目指す方にお勧めなのが――

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『格闘家のための完全減量マニュアル(DVD付)』(佐々木豊著/イースト・プレス)

格闘家向けの体裁を取っていますが、カラダのシステムに沿った健康的な減量のヒントが多数盛り込まれているので、一般の方も読む価値アリ。円柱、アファメーション、アンカー、トリガーなどなど、他のトレーニング本では見かけない方法論は、私にとっても目からウロコで楽しく学ばせてもらいました。あとがきに出てくる「Fさん」は私です。

エクササイズ本に関わっていると、「自分のカラダ、ヤバイ!」と心底思えてくる。痩せる・太るより、筋肉の衰えによって日常生活を快活に送れなくなること、衰えが引き起こす障害や病気が怖い。

この年齢でエクササイズ本の構成に携わるようになったのも、縁というか運命というか警告というか、何かそういうものなのかもしれないなあ。

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2009年8月 6日 (木)

3時間で3kg体重減のヒミツ

Bbm150026『格闘家に学ぶ体脂肪コントロール ~なぜ格闘家は3時間で3kg体重を落とせるのか? ~』

サブタイトルの通り、格闘家が計量直前、一気に体重を落とせるのはなせか? という疑問を出発点に、一般の方まで広く応用できる独自のダイエット法が紹介されています。

構成をお手伝いさせていただきましたが、“カラダをまわす”をキーワードに展開される理論は目からウロコの連続。とても楽しく、ためになる仕事でした。

個人的には佐々木さんが出版までの思いをつづった「あとがき」にジーンと来ました。

単純明快に「痩せたい!」という人から、「格闘家はなぜ1日で体重を10kgも戻せるの?」と不思議に思う人まで興味深く読める本です。

【著者】佐々木豊

【内容】
試合にはベストのコンディションで挑まなければならない格闘家の体重管理。
時に3時間で3キロの体重を落とせるという、そのノウハウをすべて公開。情報を収集する。
最新の器具を使う、強い意志を持つ、運動量を上げる、サプリメントを駆使する、といった従来の手法は一切使わない独自のダイエット理論が登場!

【目次】
1章 格闘家の減量
2章 体脂肪コントロール
3章 実践! 体脂肪コントロールがりすぎでカラダが詰まる
4章 体脂肪コントロールのゴールはどこか?

【著者プロフィール】
佐々木豊(ささき・ゆたか)
1966年生まれ、和歌山県出身。レスリングを経て、サンボ(ロシア式柔道)選手。(有)「ファットオフ」設立。トータルコンディショニングトレーナーとして体脂肪コントロール教室を運営。

四六判・192ページ
ISBN978-4-583-10153-8 C2075

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2008年3月25日 (火)

とろける

Mirlhauser スティーヴン・ミルハウザーの新刊『ナイフ投げ師』を購入。

12の短編の中には、大好きな「夜の姉妹団」も入っていた。感動。とりあえず「新自動人形劇場」から読んでみる。

ああ、だめだ。もうだめだ。とろける。

ものすごく細かい描写好き+ミニチュアフェチの私には、あまりに危険すぎる短編だ。もう一生、ミルハウザーの本だけを読んで生きて、死にたいとさえ思ってしまう。

「ミルハウザーを好きになることは、吸血鬼に噛まれることに似ていて、いったんその魔法に感染してしまったら、健康を取り戻すことは不可能に近い」

訳者・柴田元幸氏の言葉。その通り。短編に出てくるひたすら、からくり人形を作り続ける人や、ひたすら地下に入り続ける人や、ひたすら夜中に集まり続ける少女たちに負けじと、ひたすらミルハウザーの綴った文字を追い続けたくなり、食べることにも寝ることにも興味がなくなってしまう。

まあ、そう言いながら寝るんだけども。

もう一冊、面白い写真集を買った。この写真集を必ず面白がるであろう友人へのプレゼントだ。パパになったお祝いに、育児疲れの合い間にパラパラめくって心を癒す用に、プレゼントしよう。

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2008年3月 7日 (金)

戦を極める

3月10日発売の『格闘技通信』(ベースボールマガジン社)で、3・5「戦極」代々木第1大会での三崎和雄vsシアー・バハドゥルザダ戦の試合リポートを書いた。

Kakutsu タイトルは「生を尽くし 戦を極める」

大晦日決戦前から、三崎に何回かインタビューしているが、つねに自然体で、“生に忠実”という印象だ。生き急ぐでもなく、小出しにすることもなく。試合までに自分の中で生を満タンにし、それを余すところなく使いきるという。

ストレスがかからない生き方なのではないかと思う。ひょっとしたらすごく長生きする人かもしれない。もちろん、試合では死と隣り合わせというほど、ギリギリの果たし合いをするのだけれども。

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2007年8月 6日 (月)

ハイスクール萌え

「これ、いまだ思春期の松本さんにピッタリの本ですよ」

433604748001_scmzzzzzzz_v36378471_との言葉とともに、さるライターさんからお借りした『ハイスクールU.S.A.-アメリカ学園映画のすべて』がもう最高。あまりに読みふけって、何度も電車を乗り過ごす日々を送っている。

ハイスクールを舞台にしたアメリカ映画大全なのだが、読めば読むほど「ああ、私は学園もの、青春ものが好きだったんだなあ」と再認識。何百本という映画が紹介されていて、どれもあまりに観たくなり窒息しそうだ。

とりあえず、近所のDVDレンタルショップで『メリーに首ったけ』『アメリカン・パイ』『旅するジーンズと16歳の夏/トラベリング・パンツ』の3本を借りたが、前者2作は最高にお下劣にして胸キュン。『旅するジーンズ』は「女の子の青春はそうだよね、そうだよね」と共感しつつ、胸キュン。

そういえば、日本のTVドラマでも『愛と誠』しかり、『学園危機一髪』しかり、そして『ハレンチ学園』しかり…。学園ものが好きだった。嗚呼、素晴らしき哉、学園もの。

そういうわけで、現在ハイスクール気分真っ只中なので、7・29全日本キック後楽園ホール大会に出場した十代ファイターたちのことを考える時も、

「卜部弘嵩にはマット・ディロン的な活躍を、瀧谷渉太にはC.トーマス・ハウエル的な活躍を、園山翔一にはトム・クルーズ的活躍を期待せずにはいられないな」

などと、わからない人にはまったくわからないブラッドパック的観点で思いを馳せる今日この頃だ。

ところで「いまだ思春期の松本さん」とは、いったいどういう意味なのだろう。よくわからないが…ステイ・ゴールド。

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